「プロ」という言葉に非常に違和感がある

よく
「さすがプロですね」
とか
「プロは違いますね」
みたいに言われることがある。
もちろん、発言者の方は純粋に褒め言葉として使ってくれているのだろうということは想像できるし、そういうつもりで受け取っている。

でも
「プロ」
っていうのは永田の中では
「お金を頂いている人」「生業にしている人」
という意味合いが強く、それは技術の優劣とは全然違うベクトルにある。

当然、「アマ」でも高い技術を持っている人はいるし、「プロ」でも技術的な面で言えば低い方もいらっしゃる。

特に写真の業界は上記が顕著で、先日も書いたけど特に技術はなくてもプロにはなれる。

もう一つ、この
「さすがプロですね」
という表現は
「写真を褒めるのは難しい」
というのもあるかもしれない。

素敵な写真を見たとき
「わー、きれい」
とは言えるけど、それ以上の褒め言葉を出そうとすると途端に難しくなる。
絶対的な尺度がないぶん、単純にクオリティの高さを褒めるのが難しい。

なので、作品ではなく肩書を褒める。

その思考プロセスも何となく分かる。

いや、別にこれは文句を言ってるわけではなく、なんとなく頭の片隅にあるもやもやを文字起こししてみただけです。

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